ジャッジ・臼井裕二のフリーライド解説
【元木康平・小西隆文・小川雄丸】

滑走タイムで競われたバンクドスラロームに対し、ジャッジによる採点が行なわれたフリーライディングとストレートジャンプ。多くのライダー達が高いパフォーマンスで会場を沸かせたが、シビアな判定を下すジャッジの目にはどう写っていたのか。今回はSBMフリーライディング種目でジャッジを務めた臼井裕二に3名の選手を解説してもらおう。

臼井裕二(うすい・ゆうじ)// スポンサー:OGASAKA、GIRO、head、SP bindings、Teton bros、earth color shooting、カイロプラクティック飯尾、calla factory、DOMINATOR WAX、guest house ZMUTT、SRW SKATES、Level grove、RE:MAKE

男子フリーライディング2位
元木康平(総合順位14位)

【解説】
減速を最小限に抑え、バンクでスピード感を表現した元木選手。サイドチェンジをする際も随所にパンピングを入れています。 特に素晴らしい点は、ヒールエッジの使い方。後ろ足の足首とヒザに力を入れ、テールのグリップを確保していることがわかります。 真上からストンと落としたような効率の良いターンが印象的です。

男子フリーライディング5位
小西隆文(総合順位17位)

【解説】
しなやかで安定したターンを見せてくれた小西選手。雪面に対して圧を抜かないようにテールを巧みに使い、ボード上で重心をスライドさせながら切り替えるという、高度な技術を表現。また、トリックではノーズからテールまで使う動きの幅を見せてくれました。ターンとトリックの一連の流れも非常にスムーズです。

男子フリーライディング13位
小川雄丸(総合順位9位)

【解説】
小川選手はひとつひとつのトリックにメリハリがあります。技を仕掛ける際の足場作りが安定しているので、ターン中のエッジングが正確。「ボードを踏む」という基本がしっかりとしているので踏ん張りが効き、トリックでの高さも出しやすくなっています。ジュニア時代からの基礎練習の効果が出ている素晴らしいライディングです。

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