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ジャッジ・関貴英のストレートジャンプ解説
【片山來夢・谷上加七子・小谷拓郎】

滑走タイムで競われたバンクドスラロームに対し、ジャッジによる採点が行なわれたフリーライディングとストレートジャンプ。多くのライダー達が高いパフォーマンスで会場を沸かせたが、シビアな判定を下すジャッジの目にはどう写っていたのか。今回はSBMストレートジャンプ種目でジャッジを務めた関貴英に3名の選手を解説してもらおう。

関貴英(せき・たかひで)// スポンサー:ムラサキスポーツ、SANTA CRUZ、FLUX、BONFIRE、GIRO、DOMINATOR WAX、THREE WEATHER、Baneインソール、skate bar つながり酒場 酒笑歓亭、つながり酒場 俺オレolé、Concent プロダクション、Lpuias hair&design 〜ルピアス〜、チームアルビレックス新潟

男子ストレートジャンプ14位
片山來夢(総合順位3位)

【解説】
バックサイドロデオ540のジャパングラブですね。
踏み切りが抜群によく、高さ・飛距離ともに申し分ないです。エアのピークでジャパングラブを入れることで上体を反らしているので難易度も上がっているのですが、その中でのスイッチランディングも完璧。素晴らしいの一言です。

女子ストレートジャンプ2位
谷上加七子(総合順位4位)

【解説】
抜けからランディングまでが一定の回転スピードで、グラブ時間が長い。非常に完成度の高いクリーンなBS360です。
完成度の高さとロンググラブのバランスが加点に大きく繋がっています。
強いて言えば高さと飛距離がもう少し欲しいところですが、それを差し引いても文句のないエアです!
彼女は体格が小さいだけに、高さと飛距離があればダイナミックさが際立つはず。そこがプラスされればさらに上を狙えるのではないでしょうか。

男子ストレートジャンプ13位
小谷拓郎(総合順位23位)

【解説】
アンダーフリップ540という難易度的には難しくないトリックですが、ピークでジャパングラブをガッツリと入れたスタイルが際立ち、加点に繋がったエアです。
ジャパングラブで体を反らせる動きでスタイルを出すのと同時にランディングへ目線を送ることで、より安定した着地を可能にしています。スタイルと技術を両立させた、技ありのトリックですね!

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