[Carving]臼井裕二のワンポイントアドバイス

ヒールサイドのストレート軸

上手なヒールサイドのストレート軸を作るには、肩のラインを「やじろべえ」のように使って、体の傾きを習得するのがオススメです。腰を折らないように気をつけながら、最初は少ない傾きから始めましょう。

 慣れてきたら写真のように少し両手を下げて、両手の手のひらで雪面との距離感を測る意識が大切です。両ヒザが伸びきってしまうとテール側のエッジグリップを失いやすく、凸凹を吸収しづらくなります。後ろ足の足首を曲げて後ろヒザでほどよく「タメ」を作り、スピードに対応するために目線を遠くへ送るようにしましょう。このすべりの最大のメリットは、最小限の運動でスムーズなターンを仕上げられる所です。

臼井裕二(うすい・ゆうじ)//18歳でスノーボードに出会い、25歳からスクール校長業務を始める。30歳から8年間、7期連続でデモンストレーターとして活動中。現在は福島県南会津にあるだいくらスキー場にてスノーボードスクールを経営。同エリアにてペンション業務(ゲストハウスツムット)も行なっている。
スポンサー:OGASAKA、GIRO、head、SP bindings、Teton bros、earth color shooting、カイロプラクティック飯尾、calla factory、DOMINATOR WAX、guest house ZMUTT、SRW SKATES、Level grove、RE:MAKE]

 

 

 

関連記事一覧