豪雪の今シーズンは特に役立つ!パウダーからの脱出方法

昨年の小雪から比べると今シーズンはかなりの降雪があり、スノーボーダーにとっては当たり年! 「年末年始はパウダーを満喫した」という人も多いのでは? とはいえ、コース脇の非圧雪ゾーンに突っ込んではみたものの、深い雪で身動きが取れなくなり無駄に体力を消費してしまうなど、初心者にとってはパウダースノーが悩みのタネになることも……。そこで今回はパウダーでスタック(立ち往生)してしまった時の脱出方法をご紹介!

降ったばかりの新雪では起き上がろうと手をついてもズブズブと手が埋まるばかりでなかなか起き上がれません
手が埋まってしまうようなら、バインディングを外し、まずは起き上がることを考えましょう
起き上がったら、足で雪を踏み固めます。板を装着できる広さの足場を作りましょう
足場を確保したらバインディングを装着。この時に座って板を履くと再び起き上がるのに苦労するので、頑張って立ったまま履いてみましょう。
板を履いたら再スタートに向けて、足場からノーズを谷側へ突き出すように向けます。
再スタートを切れる斜度があればそのままノーズが埋まらないように気をつけながらスタート。この時に近くに他の人がすべった跡があれば、その跡の上を通るようにするとスピードが出やすく、埋まりづらくなります。
斜度がないなど再スタートが難しいようなら、いさぎよく歩いて再スタートできるポイントか、圧雪されたコースに移動した方が良いでしょう。

慣れない深い雪では想像以上に体が思ったように動かせず、パニックになってしまうこともあります。強引に動くと体力を消耗したり、汗でゴーグルが曇ってしまったり、無駄に疲れてしまいます。まずは呼吸を整えて、足場を確保することを意識しましょう。

とは言え、そもそもスタックしないのが一番! それ相応の技術を身につけることも必要ですが、パウダーライディングは使用する板によって劇的にすべりの変化を感じやすいのも特徴です。


気持ちよく滑りたいなら
パウダーボード手に入れるのも◎

今年こそは思い切りパウダーを楽しみたい! という人は、パウダーボードを手に入れるのも◎! パウダーでの浮力と高い操作性でスムーズなパウダーライディングを叶えてくれるモデルを紹介。

SALOMON
SICKSTICK

SIZE 153、157、161、165
¥88,000 (税込)

様々なパウダーボードがある中で、長年に渡りライダー達の手によってブラッシュアップを重ねてきた「SICKSTICK」は、パウダー愛好者にも信頼の厚い定番モデル。モーターボートの船体がスピードにより上がって浮いてくるように、深雪での浮力と高い操作性が魅力。降雪に恵まれる今シーズンにオススメの一本だ。

Scooter Snowboard
MACHS

SIZE 148、156、160
¥89,000 +税

パウダー、ゲレンデなど雪質や場所を問わず爽快なクルージングとスピードカービングを楽しむための1本。パウダーの浮力と素早い切り返しを可能とするノーズキックとテーパー、加速性とコントロール性を両立するS-キャンバーのアーチ、ターン中に均一のたわみを生み出す3Rパワーカーブで造形されたスマートなシェイプが全雪質で快適なハイスピードカービングを 実現。今期は156、148に加えて160が新たに追加された。

head snowboards
DAY LYT

SIZE 143、147、153、156、161
¥68,000

オープンバーンから深雪、ツリーランなどのパウダーシーンだけでなく、グルーミングバーンや春雪クルージングでも優れた滑走性能と操作性を発揮。今季は竹材とヘキサゴナルコアを採用したLYTボードアーキテクチャーで構造することで力強い反発力と耐久性はそのままに、7%もの軽量化を実現。これにより幅広ノーズがさらに軽くなり、今まで以上に浮力が向上。パウダーライディングをさらに簡単&快適に楽しめるモデルに仕上がった。

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