SBM 2nd GAME上位選手をピックアップ! 【佐賀優輝】

佐賀優輝(サガ・ユウキ)
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ムラサキスポーツ(札幌)、ARK

記念すべきSBM第1回大会を制し、その名を知らしめた佐賀優輝。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだSBM 2nd GAMEでは、その重圧にも負けず堂々の6位にランクイン。しかし当然、その結果に満足する佐賀ではない。
「昨年の1st GAMEからかなりランクを落としてしまいました。わかってはいたけれど、人生は難しいなぁって。反骨精神を刺激されました」

第1回大会ではオリンピアンを含むトップライダー達を退け、栄冠と賞金を手中に収めた。
Photo:Yoshifumi.Shimizu

初日のフリーライディング+ジャンプ、佐賀は2nd GAME開幕の火蓋を切る第一滑走者としてスタート台に立った。
「トップバッターで緊張のあまり1本目はルーティーンを間違えてしまった。2本目は攻めの姿勢で臨んだのですが、転んでしまいました」それでも初日の順位は6位と、連覇を狙える順位をキープ。前年度覇者の実力は確かなものだったが、ミスがあっての6位なだけに「詰めの甘さを痛感した」と悔しさをのぞかせた。

2日目のバンクドスラロームについては「1st GAMEよりもタイトなバンクやヘアピンが多く、スピードを見誤るとコースアウトというスリリングなコースだった」と過酷さを増したコースについて語った。
初日を6位で終え、2日目バンクドスラロームの結果次第では十分に「連覇」や「表彰台」を狙える位置に付けていた佐賀だが「スピード感を間違えて場外……とまではいかなかったですが、転びました」と力一歩及ばず、バンクドスラローム10位、女子総合6位で2度目のSBMを終えた。

SBM 3rd GAMEについて聞いてみると、次のステージに挑戦する佐賀の姿が見えてきた。
「SBM 3rd GAMEは欠場予定です。実は第一回大会の賞金100万円を海外留学の費用にあて、2020年5月までカナダに住みます。3rd GAMEは残念ながら出場できないのですが、誰がどんなスタイルで頂点に立つのか、楽しみにしています!」
SBMをきっかけに世界に飛び出した佐賀がどのような成長を見せてくれるのか、期待と共にその時を待ちたい。

Photo:Yoshifumi.Shimizu

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